GOVERNANCE BOUNDARY 誰に何を許可し、どの履歴を確認するかを分ける

権限の設定、文書状態、AI操作、管理・監査の確認先を対応付けます。

  1. 役割 利用者ごとに権限を分ける

    プロジェクトとワークグループごとに閲覧・編集・承認・管理を設定する

  2. 文書 状態に応じて操作を制御する

    公開・編集の可否を文書状態と役割に合わせて判断する

  3. AI 許可された範囲で実行する

    実行する利用者の役割・権限とポリシーに基づいて操作する

  4. 監査 目的別の履歴を確認する

    文書、承認、管理、参照、AI利用の履歴を使い分ける

機能概要

ユーザには所属するプロジェクト毎に、プロジェクトにおける所属するワークグループと役割が与えられ、その役割に応じた権限が設定されます。プロジェクトへワークグループと役割を設定し、閲覧、編集、承認、プロジェクト設定などの権限を分けます。ドキュメント・ステータスによる公開・編集可否と組み合わせ、利用者が実行できる操作を制御します。

ログインの制御にはMFA(多段階認証)やWindowsのユーザID管理との連携が必要となる場合もあります。

AIエージェントは、実行するユーザの役割・権限に基づいた制御が行われなければなりません。またポリシーに沿った制御も重要です。

管理者はAIの操作ログだけでなく、ログイン数、Admin操作、ユーザー参照、メール送信、Webhook送信などの履歴を確認できます。文書変更そのものは変更履歴・Timeline、AI機能はAIコンソールなど、目的ごとに確認先が異なります。管理者向けのAIエージェントのログには実行されたプロンプトだけではなく、消費されたトークン数なども集計され、指定期間内にどれだけAIを利用したかについても容易に把握できるようにします。

解決できる課題

  • 閲覧・編集・承認権限が同じ利用者へ集中する
  • プロジェクトごとのアクセス理由を説明できない
  • AIの利用実態が把握できない
  • AIの利用によるコストを把握したい
  • ポリシーベースでAIの動作をコントロールしたい
  • 管理操作と文書変更のログを混同する
  • ログを保存しているだけで定期確認されない
  • セキュアなユーザ認証を実現したい
  • ユーザIDの管理をWindowsの管理と連動させたい

利用場面

部門別プロジェクト、承認が必要な管理文書、機密性の高い文書、外部共有を含む運用で利用します。監査時は、確認したい事象に応じてAIの操作ログ、文書履歴、承認履歴、管理履歴、参照履歴を使い分けます。

導入・運用

  1. 閲覧・編集・レビュー・承認・管理を職務分離する
  2. 標準役割と例外申請の手順を定める
  3. 文書状態ごとの公開・編集可否を設定する
  4. MFA、セッション、AI運用ポリシーなどのセキュリティ方針を決める
  5. ログの保持期間、確認頻度、異常時対応を定める

よくある質問

一つのログですべての操作を確認できますか?

いいえ。文書変更、承認、管理操作、参照、AI利用、Webhookなどは確認先が異なります。監査要件ごとに必要な履歴を対応付けます。

プロジェクトごとに役割を変えられますか?

はい。プロジェクト内のワークグループへユーザーを割り当て、役割に許可された操作を適用します。

ログがあれば統制は十分ですか?

ログは事後確認の材料です。最小権限、職務分離、定期レビュー、異常時対応と組み合わせます。

AI運用のポリシーとはどのようなものですか?

例えばローカルファイルへの参照の可否とか、MCPサーバー利用の可否、改善フィードバック・ルールの使用可否などがあります。 モニタリング/ロギングについては常時ONとなります。

実際の利用者と文書で権限境界を確認する

閲覧、編集、承認、管理、外部共有の役割と、確認すべき履歴を整理します。

TEL 045-910-5825(10:00〜18:00(土日祝を除く))