MCP CONNECTION BOUNDARY 外部MCPの利用を、認証とポリシーで管理する

crossnoteから外部MCPを呼ぶクライアント連携を中心に、接続先・認可範囲・実行条件を確認します。

  1. CLIENT crossnoteから外部MCPを呼ぶ

    AIエージェントが社内外のMCPサーバーを利用し、リモート接続ではOAuth認証を使う

  2. SERVER ローカルの外部AIへ補助的に提供する

    VS Code AI ChatやClaude Desktopなど、同じローカルマシン上のAIからcrossnote内の資産を検索・取得・分析する

  3. POLICY 利用可否と権限を制御する

    MCP利用をポリシーでON/OFFし、MCPサーバーは既定OFF・専用権限で有効化する

  4. LOCAL MCPサーバーの接続元を限定する

    crossnoteをMCPサーバーとして使う接続は、同じローカルマシン上のAIエージェントだけに限定する

MCP連携でできること

MCP(Model Context Protocol)は、AIアプリケーションが外部のツールや情報源を共通の接続方式で利用するための仕組みです。AIクライアントはMCPサーバーが提供する検索、取得、分析などのツールを呼び出し、その結果を対話や作業へ利用します。

crossnoteでの主な利用方法は、AIエージェントがMCPクライアントとして社内外のMCPサーバーを呼び出すことです。文書作業に必要な外部ツールを、AIエージェントの処理へ組み込めます。crossnoteは外部AIクライアントへツールを提供するMCPサーバーにもなれますが、この機能は同じローカルマシン上のAIエージェントに限定されます。

crossnoteがMCPクライアントになる場合

crossnoteのAIエージェントから、社内システムや外部サービスのMCPサーバーを呼び出します。たとえば、文書内の情報をもとに外部ツールで追加情報を取得したり、業務システムのツールを利用したりできます。リモートMCPサーバーへ接続する場合は、OAuth認証を用いて接続先への認可を行えます。

crossnoteがMCPサーバーになる場合(ローカル限定)

crossnote自身をMCPサーバーとして動作させると、VS Code AI Chat、Claude Desktopなどの外部AIクライアントから、crossnote内の資産を直接検索・取得・分析できます。外部AIが文書を扱う際にも、利用者はcrossnoteで管理しているプロジェクト、ファイル、階層、関連情報を作業の文脈として使えます。

ただし、crossnote MCPサーバーはどこからでも接続できる一般的なリモートAPIではありません。セキュリティを考慮し、接続元は同じローカルマシン上で動作するAIエージェントに限定されます。

適用できる連携作業

crossnoteのAIエージェントから外部ツールを使う

crossnoteのAIエージェントがMCPクライアントとして社内外のMCPサーバーを利用し、文書作業に必要な情報取得や処理を行います。連携するツールごとに、何を取得・変更できるか、どのデータを送るかを確認して利用します。リモートMCPサーバーへ接続する場合は、OAuth認証を用いて接続先への認可を行います。

ローカルの外部AIクライアントから文書資産を調べる

VS Code AI ChatやClaude Desktopなど、同じローカルマシン上で動作するMCP対応AIクライアントから、crossnote内の文書・プロジェクト情報を検索し、必要な情報を取得して分析します。このMCPサーバー機能は、外部AIクライアントを補助するためのローカル連携です。

複数の業務ツールを文書作業へつなぐ

文書、社内システム、外部サービスに情報が分かれている場合に、MCPを接続手段の一つとして使います。すべてを自動実行するのではなく、対象範囲、利用者の権限、結果の確認責任を決め、必要なツールだけを許可します。

導入・運用の考え方

  1. 利用する外部MCPサーバーを選ぶ
    crossnoteのAIエージェントが何のために外部ツールを使うかを整理し、必要なMCPサーバーと呼び出せる操作を選びます。
  2. MCP利用をポリシーで制御する
    MCPの利用はセキュリティ対策としてポリシー上でON/OFFできます。業務・プロジェクト・利用者ごとに、外部ツール連携が必要かを確認し、不要な接続は有効にしません。
  3. リモートMCPはOAuthで認可する
    crossnoteから社内外のリモートMCPサーバーを呼び出す場合は、OAuth認証を用いて接続します。認可する利用者、スコープ、トークンの扱い、接続先の運用責任を確認します。
  4. MCPサーバーはローカルアクセスに限定する
    crossnoteをMCPサーバーとして使う接続は、同じローカルマシン上で動作するAIエージェントだけに限定されます。別ホストから利用する一般的なリモートAPIとして公開するものではありません。
  5. 有効化と履歴確認を運用へ組み込む
    crossnote MCPサーバーは既定でOFFです。admintoolで専用の役割を利用者へ設定してから有効化します。外部AIクライアントからcrossnote MCPサーバーを呼び出した操作は、AIコンソールではなくTimelineで確認します。

MCP連携の利点は、AIクライアントや業務ツールを個別に切り替えず、必要な文書資産とツールを作業の文脈へつなげられる点です。一方で、連携先を増やすほど、送信範囲、認証、権限、履歴の確認条件も増えます。導入時は代表的な連携から始め、利用目的と安全境界を評価します。

弊社製品で実現できること

連携の仕組み crossnoteでの対応
MCPクライアント AIエージェントから社内外のMCPサーバーを利用し、リモート接続ではOAuth認証に対応
MCPサーバー 外部AIクライアントへcrossnote内の検索・取得・分析ツールを提供
利用可否の制御 MCP利用をポリシー上でON/OFFし、必要な連携だけを有効化
MCPサーバーの有効化 既定OFFとし、admintoolで専用役割を設定した利用者に限定
接続元の制限 crossnote MCPサーバーは同じローカルマシン上のAIエージェントからの接続だけを許可
履歴の確認 外部AIからcrossnote MCPサーバーを呼び出した操作はTimelineで確認

実際に利用できるMCPツール、OAuth認証の条件、ポリシー項目、外部AIクライアントとの組み合わせは、導入中のバージョンと環境によって確認します。

よくある質問

crossnote MCPサーバーへ別のPCから接続できますか?

いいえ。crossnote MCPサーバーは、同じローカルマシン上で動作するAIエージェントから利用します。別ホストからの一般的なリモートAPIとして接続するものではありません。

MCPの利用を全利用者へ常に許可する必要がありますか?

いいえ。MCPの利用はポリシーでON/OFFできます。連携が必要な業務、利用者、接続先を確認し、不要な接続を有効にしない運用にします。crossnote MCPサーバーを使う場合も、既定OFFから専用役割を持つ利用者だけに有効化します。

リモートMCPサーバーへ安全に接続できますか?

crossnoteがMCPクライアントとしてリモートMCPサーバーを呼び出す場合、OAuth認証を用いて接続できます。接続先の信頼性、認可範囲、送信するデータ、トークンの扱いを確認してください。

MCPクライアント/サーバーを使った履歴はどこで確認できますか?

crossnoteのAIエージェントから外部のMCPサーバーを呼びだした操作(MCPクライアントとしての操作)はAIコンソール上に表示されます。

外部AIクライアントからcrossnote MCPサーバーを呼び出した操作は、Timelineへ表示されます。外部AI側で対話するため、crossnoteのAIコンソールには記録されません。

代表的なMCP連携で、接続範囲と権限を確認する

接続方向、呼び出すツール、OAuth設定、ポリシー、利用者、履歴の確認先を決めて検証します。

TEL 045-910-5825(10:00〜18:00(土日祝を除く))