crossnote ver 1.7.0 Release note

このリリースノートは、リリース直後に1回だけ表示されます。それ以降はヘルプメニューから開くことができます。

1 version 1.7.0 概要

今回のバージョンアップは久々のメジャーバージョンアップです。ベースフレームワークであるEclipseのバージョンを3.6から4.3の最新版に変更し、同時に大幅なパフォーマンス・チューニングやユーザーインターフェースの改良を実施しました。

  • ベースソフトウェアをEclipse 4.3ベースにバージョンアップ
  • ファイル検索画面の改良
  • パフォーマンス・チューニングによる起動時間などの短縮
Eclipse 4.3をベースとしたことで、見た目が大幅に変更されて青っぽい画面になっています。この見た目は設定メニューの「一般設定」で変更できます。

またファイル検索画面を変更しました。以前はView形式で、ワークスペースViewと変更点Viewと同じ場所にあって、タブで切り替えて使う形式でしたが、ver 1.7.0からはエディタ領域に表示するように変更して、結果が見やすくなりました。また属性検索なども行いやすくなっています。

パフォーマンス・チューニングにより起動時間も大幅に改善されました。ver 1.6でもかなりパフォーマンスの改善を行ってきたのですが、扱うファイル数が増えるのに従って起動が遅くなる傾向がありました。ver 1.7ではその傾向が最小限となるように仕組みの見直しを行っています。また大量にファイルを含んだフォルダを開く時間も大幅に短縮されました。

なお、ベースソフトの変更によるメジャーバージョンアップのため、自動バージョンアップは行われません。最新版のcrossnoteインストーラを入手して古いバージョンをアンインストール後、再インストールしてください。

次の図は、見た目の切り替えの設定画面です。設定メニューの「一般設定」で変更できます。

Windows 7 (Classic)を選ぶと以前のver 1.6までの画面とほぼ同等な見た目となります。この見た目(テーマ)は切り替え後、crossnoteの再起動が必要です。

2 ファイル検索画面の改良

ファイル検索画面はエディタ領域に表示するようにしました。呼び出すには、メニューバーの「ファイル検索」を押します。

ファイル検索を押すと、以下のような画面が表示されます。

絞り込み条件は追加することができます。検索はタイトルや内容に対するテキスト検索だけでなく、プロジェクト属性やドキュメント属性などの管理属性による絞り込みも行えます。

ボタンで条件を追加し、ボタンでその条件を削除します。

検索結果に画像データがある場合、それをプレビューするには、右下にある「結果の画像プレビュー」リンクを押します。

検索結果のファイルを参照しているファイルを再検索するメニューも右下にあります。

一度検索した結果を再表示したい場合には「検索履歴」から選択します。

検索結果は「ファイル」メニューの「エクスポート」でExcelファイル形式でエクスポートすることができます。

3 その他主な変更点について

品質管理の一環としてQMS用のWebページを公開しています。https://t1.updateit.jp/trac/crossnote/をご参照ください。

なおこのページは、crossnoteの「ヘルプ」メニュー→「品質管理(QMS)」でも開くことができます。