crossnote ver 1.6.2 Release note

このリリースノートは、リリース直後に1回だけ表示されます。それ以降はヘルプメニューから開くことができます。

1 概要

version 1.6.2ではスケジューリングやレビュー機能の強化、リンク検索機能、Word/Excelファイルへのサポート機能など、20項目以上の機能強化を行いました。

2 Version 1.6.2詳細

2.1 スケジューリング、およびレビュー機能の強化

2.2 リンク検索機能

2.3 Word/Excelファイルへのサポート機能

crossnoteドキュメントと同様な質問・課題管理の仕組みをWordやExcelファイルでも利用できるようになりました。WordやExcelファイル中に書いたコメントを一括して質問・課題管理に取り込むことができるようになりました。質問・課題管理に取り込んでしまえば、担当者の割り当てや期日設定、ステータスの把握などが容易になります。またメールのスレッドような感覚でやり取りができ、かつメールのように情報が埋もれてしまう心配がありません。

一旦取り込んだコメントは、内容を変更しなければ再度取り込みをしても二重に取り込むことはありません。またWordやExcelのコメントを削除しても、質問・課題管理の記録は消えません。

出来上がった成果物をお客様に提供する場合のために、Word/Excelファイルのコメント一括削除機能も追加しました。

さらに、Word 2007 / Excel 2007フォーマットの場合(DOCXやXLSX形式)、ドキュメント・キーワードの値をドキュメント内で利用できるようになりました。これはドキュメント・キーワードの値をWordやExcelのカスタム・プロパティに反映させることで実現します。

  • Wordファイルの場合、カスタム・プロパティの値はDocPropertyというフィールドとしてドキュメントやヘッダ・フッダなどに埋め込むことができます。
  • Excelファイルの場合、セルに名前を付けることで、カスタム・プロパティの値をセルに連携させます。
いずれの場合も、カスタム・プロパティの名前をドキュメント・プロパティと同じ名前で設定しておきます。

この機能はメニューから実行できるだけでなく、ドキュメントの新規作成時にも動作します。例えばリリース番号など、プロジェクト全体で同じ値に設定したい属性項目はプロジェクト・キーワードとして登録しておけば、これを一斉に各ドキュメントへ反映させることも可能です。

2.4 その他主な変更点について

ver 1.6.2における主な修正点一覧
管理番号

概要
#3259
改善
Excel/Wordにドキュメント・キーワードを埋め込む仕組み
#3260
改善
テキストのカーニング処理
#3257
改善
Excel/Wordのコメント位置を開く仕組み(アドイン)
#3256
改善
編集スケジュールの絞り込み機能
#3258
改善
Excel/Wordのコメントを一斉削除する仕組み
#3225
改善
同一ユーザIDで複数のPCから利用できるようにする
#3250
改善
見出しについてXMLのエレメント名を表示できるようにする
#3228
改善
階層表示を会社型にしたときのポートフォリオの表示 において、関連のないポートフォリオは表示しないようにする
#3223
改善
WordやExcelのコメントの取り込み機能
#3237
改善
メニューの整理
#3231
改善
Styleでアライメントを設定できるようにする
#3241
改善
大きな画像データを張り付けた際、図形枠からはみ出ないようにする
#3236
改善
ドキュメント内のリンク一覧の検索機能
#3240
改善
Word97/2003形式ファイルへのリンク対応
#3211
改善
編集スケジュールを案件に紐付けられるようにする
#3221
改善
crossnoteでEclipseのオンライン・コード・レビューを可能にする
#3235
改善
view同様、ドキュメント・ステータスでの絞込みを可能にする
#3233
改善
セルの幅や高さの変更方法をWordに近づける
#3226
改善
スケジュール機能の拡張
#3230
改善
書式を変更する際、文字に付いている属性をクリアする
#3219
改善
コピー元より大きいセル選択範囲への一括ペーストを可能にする