crossnote ver 1.6.1 Release note

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1 概要

version 1.6.1ではRSSフィード配信機能、URIリンク対応、およびWord変更差分対応を行いました。

2 Version 1.6.1詳細

2.1 RSSフィード配信機能

ドキュメントの変更をRSSフィードで配信できるようになりました。

RSSフィードとは、Webサイトの見出しや要約をまとめた情報を配信する仕組みです。関心のあるWebサイトがいくつかある場合、RSSに対応していればいちいちそのサイトに行かなくても、まとめて一覧化して、関心のある記事が出ているときだけ見る、という使い方ができます。RSSフィードをまとめて見る仕組みも、IEやFirefoxなどのWebブラウザや、メールクライアントで直接受け取ることもできますし、Googleリーダーなどのクラウド型のサービスもあります。iPhoneなどから見ることも可能です。

crossnoteではドキュメントの変更や、質問・コメントが送付された場合に、RSSフィードとして公開することができます。ただし、セキュリティ的な観点から、デフォルトではこの機能はOFFになっています。

RSSフィードを公開する場合、プロジェクト・プロパティ(ワークスペースでプロジェクトを選択し、右クリック→「プロパティ」)の中の、プロジェクト定義のRSSの設定を変更します。(なおこの変更できるのは、プロジェクト・ポリシーの「プロジェクト定義」を変更する権限を持っているユーザです) 

RSSによる公開の選択肢には、以下のようなものがあります。

  • 公開しない
  • 変更日時を公開する
  • 変更概要を公開する
RSSフィードはログイン認証なしでの公開になります。RSSでログイン認証した場合、例えばクラウド型のRSSリーダーで読むためにはcrossnoteのユーザIDとパスワードをRSSリーダーに保存することになりますが、これがセキュリティ上の脆弱性になる可能性があるため、あえて認証なしでの公開にしています。

従って、もしRSSのURLさえ知っていれば、誰からでもRSSのフィード内容を読むことができてしまいますので、要求されるセキュリティの基準に応じてRSSの公開基準を選択してください。

「変更日時を公開する」とした場合、RSSフィードには、ドキュメントが修正されたのか、コメント・質問が送付されたのか、という事実と、変更された日時のみが送信されます。リンクの先には変更を受けたドキュメントのAPIS URI(crossnote用の特殊なリンクURI)のみが表示されます。

「変更概要を公開する」とした場合、RSSフィードには、以下の情報が含まれます。

  • コミットしたユーザ名
  • プロジェクト名
  • コミット・コメント (質問・コメントの場合には内容は表示されません)
  • リンク先の情報: 変更されたドキュメント名およびAPIS URL
RSSをWebブラウザで開く場合には、プロジェクト・プロパティのプロジェクト定義に書いてあるURLをコピー&ペーストしても良いですが、もっと簡単に開くにはRSSのアイコンをダブルクリックしてもOKです。

なお、RSSフィードは約5分毎に更新されます。

2.2 URIリンク対応

2.3 Word変更差分対応


注1 この機能を利用するためには、予めcrossnoteがPCにインストールされていなければなりません。
注2 この機能は、Windows環境で、かつWord 2007以降がインストールされている必要があります。