このリリースノートは、リリース直後に1回だけ表示されます。それ以降はヘルプメニューから開くことができます。
ドキュメントの変更をRSSフィードで配信できるようになりました。
RSSフィードとは、Webサイトの見出しや要約をまとめた情報を配信する仕組みです。関心のあるWebサイトがいくつかある場合、RSSに対応していればいちいちそのサイトに行かなくても、まとめて一覧化して、関心のある記事が出ているときだけ見る、という使い方ができます。RSSフィードをまとめて見る仕組みも、IEやFirefoxなどのWebブラウザや、メールクライアントで直接受け取ることもできますし、Googleリーダーなどのクラウド型のサービスもあります。iPhoneなどから見ることも可能です。
crossnoteではドキュメントの変更や、質問・コメントが送付された場合に、RSSフィードとして公開することができます。ただし、セキュリティ的な観点から、デフォルトではこの機能はOFFになっています。
RSSフィードを公開する場合、プロジェクト・プロパティ(ワークスペースでプロジェクトを選択し、右クリック→「プロパティ」)の中の、プロジェクト定義のRSSの設定を変更します。(なおこの変更できるのは、プロジェクト・ポリシーの「プロジェクト定義」を変更する権限を持っているユーザです)
RSSによる公開の選択肢には、以下のようなものがあります。
従って、もしRSSのURLさえ知っていれば、誰からでもRSSのフィード内容を読むことができてしまいますので、要求されるセキュリティの基準に応じてRSSの公開基準を選択してください。
「変更日時を公開する」とした場合、RSSフィードには、ドキュメントが修正されたのか、コメント・質問が送付されたのか、という事実と、変更された日時のみが送信されます。リンクの先には変更を受けたドキュメントのAPIS URI(crossnote用の特殊なリンクURI)のみが表示されます。
「変更概要を公開する」とした場合、RSSフィードには、以下の情報が含まれます。
なお、RSSフィードは約5分毎に更新されます。
Webブラウザやメールなどにおいて、crossnoteのAPIS URIリンクが書いてある場合、それをクリックするだけでcrossnoteが起動し注1、対象のページを読むことができるようになりました。
もちろん、crossnoteが起動する際には、ユーザIDとパスワードによる認証を行います。また対象のドキュメントを開く前に、開いても良いかどうか、確認するようにしています。crossnoteが既に起動している場合には、再度認証する必要はありません。
前回のバージョンアップで対応したExcelファイルの変更点確認機能に続いて、Wordファイルにも対応しました注2。Wordには元々変更履歴を管理する仕組みがありますが、この機能をONにしなくても、普通にドキュメントをcrossnoteに保存しておけば、変更した内容を変更履歴として見ることができます。
コミット毎に変更履歴が分けて整理されるので、どのように変更されたのかが、よりわかりやすくなります。
過去のリリースノートは、http://www.updateit.co.jp/crossnote/support.htmlを参照してください。