crossnote ver 1.4.5 Release note

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1 概要

crossnote version 1.4.5 リリースでは編集スケジュール機能を追加しました。また参照検索機能を充実させ、変更部分への参照を検索したり、同じXMLタグを利用しているドキュメントを検索できるようにしました。

2 主な機能追加

2.1 編集スケジュール機能

ドキュメントに編集スケジュールを設定できるようにしました。誰がいつまで編集するかを設定することができます。

例えばこんな使い方が可能です。

  • ドキュメント毎に担当者をアサインし、スケジュールを設定する。
  • 1つのドキュメントを複数人で担当するときに、担当する部分とスケジュールとして設定する。
  • 担当部分について、現在の進捗状況を報告する。

2.1.1 編集スケジュールの一覧

version 1.4.5では、プロジェクトに新しく「編集スケジュール」というアイコンが追加されています。

図2.1.1.1 編集スケジュールのアイコン

図2.1.1.1 編集スケジュールのアイコン<br/>

これをダブルクリックして開くと、プロジェクト内のすべてのドキュメントに設定された編集スケジュールを一覧することができます。編集スケジュールはドキュメントに設定できるだけでなく、ドキュメント内のパラグラフなど、各要素に対して設定することができます。

図2.1.1.2 編集スケジュールを開いたところ

図2.1.1.2 編集スケジュールを開いたところ<br/>

上記の例では、「ミーティング・メモ」というドキュメントは終了予定が2/15で、担当者がユーザ6、進捗状況は「良好」であることがわかります。
「経済レポート」というドキュメントではドキュメント全体の担当者はユーザ8になっていますが、その中の「1 日本経済の現状について」というパラグラフはユーザ7の担当、「2 日本の株式市況について」というパラグラフはユーザ9の担当になっているのがわかります。
なお、この編集スケジュールはエクスポートしてMicrosoft Office Project 2007などに読み込ませることが可能です注1

他の人の担当になっている部分を修正して保存しようとすると、以下のような確認メッセージが表示されます。

図2.1.1.3 他の人が担当している部分を修正しようとした場合に表示される確認メッセージ

図2.1.1.3 他の人が担当している部分を修正しようとした場合に表示される確認メッセージ<br/>

crossnoteはコンカレント編集が可能ですので、他の人の担当している部分でも編集できるのですが、スケジューリングすることで無用なコンフリクトを避けることができます。コミット時にも確認のメッセージが表示されます。

2.1.2 ワークスペース

2.1.3 編集スケジュールの設定

2.2 参照検索の機能追加

2.2.1 変更点の参照検索

2.2.2 XMLタグの検索機能

2.3 その他の主な修正点

2.3.1 コメントビューアの改良

2.3.2 XMLタグによるエクスポート機能の強化

3 機能改善及び不具修正の一覧

その他の改良につきましては、下記をご参照ください。

表1 Ver 1.4.5におけるその他修正点一覧
管理番号

概要
#2501
改良
ドキュメント・ステータスの変更時、コミット対象を選択しづらい
#2505
改良
DataLinkKeyに複数のキーを設定できるようにする
#2497
改良
WordExport時にパラグラフに適切な outlineLvlを設定するようにする
#2405
改良
Windows7対応 (表示の調整)
#2494
バグ
UNDOが利かなくなるケースがある
#2491
バグ
WordExportしたときの表の位置が不正
#2486
改良
ドキュメントの変更点で削除ノードの比較ができるようにする
#2467
改良
ドキュメントのリビジョン比較の機能改善

なお、過去のリリースノートは、http://www.updateit.co.jp/support/index.shtmlを参照してください。


注1 Microsoft Office Project 2007に読み込ませる際には、空のプロジェクトに対してインポートしてください。ステータスおよび進捗状況はエクスポートするデータには含まれていますが、Project上では表示されません。