crossnote ver 1.4.2 Release note

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1 概要

crossnote version 1.4.2 リリースではTeXで式を書けるようにするなど、主にエディタ部分の改良を行いました。

2 機能追加

2.1 式枠の追加

数式などを書くための枠(式枠)を新たに用意しました。式枠の場合、右横に式番号が表示されます。式番号はドキュメントの構造に応じて自動的にナンバリングされます。文中では式枠に対して参照リンクを作成でき、その番号は式枠の番号が変わると自動的に更新されます。
式枠には数式のほか、例えば化学式を図形として張り込むことも可能です。なお数式についてはLaTeX形式の数式エディタを用意しました。

図2.1.1 式枠の例

図2.1.1 式枠の例<br/>

図2.1.2 LaTeXエディタを開く

図2.1.2 LaTeXエディタを開く<br/>

LaTeX数式エディタを利用するとLaTeX式を編集し、式に変換することができます。

図2.1.3 LaTeX数式エディタ

図2.1.3 LaTeX数式エディタ<br/>

LaTeX数式エディタはimgTeXサーバを利用します。クライアントにTeXの環境をインストールする必要はありません。

2.2 エディタの使い勝手の改良

ページの何もない部分にペーストしたり新しい枠を追加する場合、ページの空白部分に対して操作できるようにすることで、より自然な操作方法に改良しました。
また新規の表の挿入方法も改善し、マウスでもキーボードでも行×列数の指定ができるようになりました。

2.3 用紙サイズの追加

新たに「レター」「リーガル」に対応しました。

2.4 タイトルのない図形枠、表枠への対応

タイトルのない図形枠や表枠を作成できるようにしました。プロパティから指定することができます。

2.5 図形枠中のテキストに対する行間の調整

図形枠中のテキストにおいて行間の調整ができるようになりました。

図2.5.1 図形枠のテキストの行間を調整

図2.5.1 図形枠のテキストの行間を調整<br/>

3 機能改善及び不具修正

表1 2009年7月5日リリースにおけるその他修正点一覧
管理番号
分類

概要
#1228
エディタ
改良
ページ枠のみに対してペーストできるようにする
#1826
エディタ
改良
図形をペーストする際、図形枠から全体がはみ出した状態にならないようにする
#2371
管理ツール
バグ
admintoolで複数のメールの送付先がある場合に、一斉送信される
#2373
UI
改良
SSLを用いたメール送信時に証明書の問題を無視できるオプションの追加
#2376
質問・コメント
バグ
QuestionEditorでダブルクリック時のNPE
#2378
エディタ
改良
式枠の追加
#2383
コンバータ
バグ
Linkのコンバートが正しくない
#2384
エディタ
改良
校正支援から検索ができるようにする
#2386
エディタ
改良
ページの空白部分を選択してペーストができるようにする
#2387
UI
改良
新規crossnoteドキュメントの作成直後、ドキュメントを開くようにする
#2389
エディタ
改良
タイトルのON/OFFができるようにする
#2390
エディタ
改良
ページの空白部分を選択して挿入できるようにする
#2392
エディタ
改良
用紙「レター」「リーガル」の追加

なお、過去のリリースノートは、http://www.updateit.co.jp/support/index.shtmlを参照してください。