参照コピーとは、コピー元へのリンク情報を元に、コピー元の変更により自動的に書き換わるコピーです。
図2.1.1 参照コピーの説明
参照コピーをするには、通常の「コピー&貼り付け」と同じように、「コピー」した後、「参照として貼り付け」します。
なお参照コピーはテキスト枠、図形枠、表枠などといった要素単位で行います。コピーした部分が一部分でも、枠全体が表示されます。
図2.1.2 参照として貼り付け
参照コピーされた要素は、ワークスペース上で鎖のマークが付きます。
図2.1.3 ワークスペース上の鎖のマーク
参照コピーされた要素は編集できないので、背景が薄い灰色で表示されます。
図2.1.4 参照コピーされた図形の例
参照コピーを解除して編集することもできます。
図2.1.5 参照コピー部分で右クリックした場合のポップアップメニューの例
参照コピーを解除してもそのままだと参照元に関する情報が残っています。一度参照コピーを解除した後でももう一度参照状態に戻すことも可能です。
さらに参照元に関する情報を利用することで、ドキュメント間の参照関係を分析(影響分析)することができます。